「ダイベン」から学ぶ人間社会!かつめしSTEPインタビュー第3回

日本VGC連盟「かつめしさん、ようやくダイベンされたそうですね。」

※ダイベン=ダイマックスアドベンチャー

かつめしSTEP「はい。避けては通れないですからね。まさかあれほど大便な作業だとは思いませんでしたが。」
日「もういちいち反応しませんけど、どういったところが大変でしたか?」
か「コミュニケーションが必須なところですかね。しかも考えないといけないことが多い。社会から逃げ出したのに無理矢理社会に引き戻された気分です。なんか物理高速伝説はテキトーに捕獲しとけばいいじゃないですか?ダイベンマナー云々のお気持ち表明がぼちぼちみられたのは気になったんですけど初ダイベンソロでしたらウツロイドに負けてしまって。
swicthは2台あるんですけどパス入ってないのでこれじゃできるかわからないし、4人でやったほうがxyのマルチの時みたく仲間も鉱石も増えるし勝ちやすいかなって思って軽い気持ちで募集枠やってみたんですけど洗練を浴びました。
まず、これは教えていただいたことなんですけどダイベンでは最初にRスティック押し込んで全体を俯瞰してどのポケモンをもらいうけて最後と戦うかっていうプランを参加者間で相談しないといけないみたいなんです。そんな高度な動作が要求されるのにもかかわらず僕は配信枠の最初にwifi接続せずに1時間以上募集かけてたみたように対戦以外興味があんまりわかなくてswitchの基本操作がよくわからないので言われた"Rスティック押し込み"自体がなんなのかよくわからなくて参加者に迷惑をかけてしまいました。
その時なんか社会にまだ居た時に感じた「気まずい感じ」を久しぶりに感じましたね。なんで娯楽をやってるのに苦しい思いをしないといけないんだって気持ちになりました。結局きつめに指示だしてくる人が居なかったり、こちらのダイベンスキル上がってきたりしてもいちいち勝つためにリアルタイムで連携をとらないといけないですからダイベンは。ダイベン中にdiscord勧められたんですけど強制作業でdiscordまで使うとなると苦痛でしかないですよ。」
日「以前かつめしさんはポケモンは"苦痛と戦うゲーム"とおっしゃっていましたよね。今回は制作側がまた種類の異なる苦痛を用意してきたみたいですね。」
か「本当そうです。サイコパスですよ。現実から逃げてるのに他人と連携させるなんて職業訓練かよって感じです。ポケモンVGCは構築の苦痛と用意する苦痛とプレイングの苦痛の三重苦にひたすら苦しめられて夜も眠れなくなる中で何時間もやっていけば気がつけば相手を倒すというプロセスを超えた境地に精神が達して謎の高揚感につつまれるという宗教じみた精神ゲームだと前から各所情報メディアで述べていますが、今回はまた革新的でしたね。
最近、ポケモンの映画でポケモンの世界ではない世界の学校の回想のシーンがあってはっとさせられたのですが、今回のダイベンの苦痛はそれと似ている気がします。急に現実に引き戻してくるんですよね。"遅い"とか"もうしょうがないから〜やっといて。"とか。ただ、すべてがネガティブな感想を持っているわけではなくて、すべてが現実逃避の理想的世界だとなんとなく浅い気がするのでポケモンの世界は考えさせられるなと思います。
子供の頃テレビでみたアニポケのアドバンスジェネレーション〜DPとゲームだとFRLGエメラルド〜dp、レンタルビデオ店で借りてみてた無印〜オレンジ諸島の世界に子供の頃は絵本入り込み靴で行って、帰ってきたくないと思っていたんですけど、サンムーンのアニポケの絵が苦手な上にdp以降映画しかみてないですが暗い描写もあんまり無いような気もするので行く場所もなくなってしまいましたのでつまらない現実を生きるしかないなと今のポケモンには言われているような気がしたのでやけくそですけど何故か明るい気持ちになりました。」
日「ソードシールドでの試練も作り手の細かい意図やメッセージが込められてるということですね。」
か「いや、多分思いつきかサイコパスなのかなんかじゃないですか? VGC勢とか多分頭の片隅にも無いと思いますよ。なのでVGC勢含め3値絡む界隈の人達は解析や計算含め皆鍛えあげられ方が違うんですよ。」
かつめしSTEP(@katumeshistep)
東京都出身。日本VGC連盟公認配信者。ブログを10年以上に渡って続けている。全日本VGC協会設立を計画中。
日本VGC連盟(@pokemonVGC)
日本のVGCを五歩先へ進める団体。

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